角居's Battle Talk「『描く』ーストリートから始まったことー」 ゲスト：OZ-尾頭-山口佳祐（画家）

『描く』—ストリートから始まったこと—

描くことへの情熱。

彼、OZを評するにはこの言葉に尽きる気がする。
彼の画暦はストリートから始まった。
内なる表現への欲求を抑えきれず、街へ出た。
その彼が今、神社の絵馬を描きさらに世界へ表現の舞台を広げている。
信仰の対象となる世界に飛び込み
表現とはベクトルの異なる祈りの場に身を置き
その全てを武器に世界で戦おうとしている。
一貫して通底していることは「描きたい」という欲情。
描くという人生、情熱を持ち続けること
２時間という限られた中でその彼の内面を覗いてみたい。

（written by 角居康宏）

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善光寺門前を拠点に活動するアーチスト・角居康宏氏をコーディネーターに、様々なテーマをゲスト・参加者たちで深掘りしていくトークイベント「角居's Battle Talk」。今回のゲストは長野市を拠点に、ライブペイント・大絵馬・現代美術と様々なジャンルのアートを手がける画家・OZ-尾頭-山口佳祐さん。一貫して『描く』ことを続ける彼のストーリーに触れながら、同じく表現者である角居氏とともに『描く』行為の本質を深掘りしていきます。

イベント概要

角居's Battle Talk 「『描く』ーストリートから始まったことー」
ゲスト：OZ-尾頭-山口佳祐 / 画家

日時：2017年3月16日（木） 19:00 - 21:00
場所：CREEKS COWORKING NAGANO
参加費：一般 / 1,000円 , 25歳以下 / 無料
主催：株式会社CREEKS
問い合わせ：info@creeks-coworking.com

ゲスト紹介

OZ-尾頭-山口佳祐 / 画家

原始循環思想を軸に万物は円を描き　そのイメージは肉体を通し増幅し続け
独自の手法を用い、表現し、創りはじめる
自然の中、木々や土に触れ、わたしは大地に溶け込んでゆく

2001年からLivePaintを始め、即興性と場の特異性を追求
一方で数々の店舗内外装、展示会等の企画や出展も行っている
近年、奉納大絵馬や絵解き用絵画を手掛けたことで、日本独自の思想や感覚が融合
万物に秘められた“何か”を追求し続けている

2011　大絵馬『御柱祭行列図』を描き、長野市の武井神社へ奉納
2013　大絵馬『千歳宮秋季例祭神輿渡御図』を描き、長野市の千歳の宮へ奉納
2014　アイスランドへ招待され、国際アートフェスティバルに参加
　　　『善光寺参り絵解き図』を描き、新たな絵解き文化に携わる
2015　「OZ-尾頭-山口佳祐展」gallery82、長野県長野市
　　　トルコへ招待され、国際アートフェスティバルに参加
2016　大絵馬『東区観音堂今昔絵図』を描き、長野市の東福寺東区観音堂へ奉納
　　　ニューヨーク「RONIN-GLOBUS ARTIST IN RESIDENCE PROGRAM」で最優秀賞を受賞
　　　「OZ-尾頭-山口佳祐展 – あい My 味 -」gallery151A、東京都中央区
2017　メキシコへ招待され、LivePaintや作品展示を通して芸術文化交流を行う

筆は今も走り続けている

OZ-尾頭-山口佳祐 Official HP：http://oz-te.com

ファシリテーター紹介

角居康宏 | Yasuhiro Sumii
金属造形作家 / Gallery & Factory 原風舎主宰
1968年金沢市生まれ。1993年、金沢美術工芸大学美術工芸学部産業美術学科工芸デザイン専攻を卒業。錫で食器、インテリア・エクステリアなどのクラフトワークを、アルミでアートワークを手がける。クラフトワークでは酒器などの定番商品のほかオーダーによる制作も可能。アートワークでは火によって金属が融ける姿に始原を感じたことから「始まり」をテーマに制作。伊勢丹新宿店ほか、全国各地で個展・グループ展を開催。2011年に長野市の善光寺門前に工房兼ギャラリーと住まいを移す。

角居康宏 HP：https://www.yasuhiro-sumii.com

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本プログラムは「長野市若者未来創造スペース整備事業」活用事業です。